何のための契約書なの?

お客様から年度変わりなどに
沢山の契約書が届きますよね。

2通作成して1通送り返してくださいみたいな・・

たとえばこんなかんじの

よくある契約書です。

よく読んでみると
甲が・・
乙が・・

難しい単語がズラズラと・・

ほぼ読まず、というか
読んでも理解できず。

まあそうは言いつつも
熟読して解釈してみると・・

製品の不良などが場合、
返品及び作り変えをすなどの
意味が・・
丁寧な場合は6か月にさかのぼり的な。

支払い条件などはあるものの
まあ一方的な契約書。
(個人的な見解ですが・・)

で、社長さんに渡して、社長さんはほぼ
目を通さず、事務員に「判子押して郵送しとおいて」と

新人B子
はい。
私も押したことがあります。
ふるふる
ですよね。
大半は事務員が押してますよね。
ふるふる
でもって本題です。

契約書はお互いが納得したものである必要がある



契約書は製本会社の場合、多くは印刷会社、企画会社、出版社、代理店などと結ぶ。
本来契約書は双方で納得して結ぶのである。
家を借りる時など不動産契約などがそうだ。

しかし、支払い日はもう少し早くして欲しいとか、諸々あるはずである。

が、ほぼ一方的に契約を結ばされる。
この条件ではちょっと契約できないなど言おうものなら
仕事は打ち切りになる。

打ち切りは、会社の死活問題となるため
仕方なく条件をのむことになる。

IT社会の現代では紙媒体の仕事は薄いため
条件をのむのである。

そしてその契約をひもといてみよう。
ようは、クレームのない商品を作ってください。

基本内容はこれだけだ。

ここからが問題である。
条件の悪い仕事(短納期、付帯作業が多い、紙のくせが悪い)なども
完全な商品を作ってください。
とくる。

契約上である。

発注単価は作業の途中にくる。
作業が終わると行先変更などの変更用紙が流れてくる。

納期があるため夜遅く残業時間帯に
パレットの積み替え作業などしている。

このような事態は日常茶飯事である。

ちなみに当社の1ヶ月の
作業途中の仕様変更は60件を超えている。

はっきり言って異常事態である。

「作業内容の変更ですので追加料金をお願いします」
などと言うと
「なんとかお願いします!」
と言われ、結果サービスで仕事を請け負うことになる。

たとえば、あなたが行先大阪までの荷物を
運ぶ運送会社だったとしましょう。
静岡あたりで、行先変更で仙台になりました。

きっと使った高速代と燃料代と人件費
請求しますよね。

今言った作業内容の変更と
まったく同じことです。

頼んできた営業の方は
ただで仕事をやらすことに心は痛まないのでしょか?

製本会社が潰れる理由」サイトにも出してありますが
変更についてのお金を払わないという契約なのかが知りたい。

果たして変更についてのお金を払わないという契約について納得して契約する会社がどこにあるのでしょうか?

さらに条件の悪い仕事(短納期、付帯作業が多い、紙のくせが悪い)も
同単価で、しかも印刷の不良品は取り除いてください・・

こちらの案件も「製本会社が潰れる理由」サイトにも出してありますが

製本会社はいつから印刷会社の
検品係になったのでしょうか?

これが契約書の実態なのです。



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法律上は契約書はいらない

日本では、お互い納得、承諾すれば口頭でも契約となる。
しかし、大きな取引や不動産などでは契約書が必要となる。

ボーダーラインやくくりはわからないが、
製本会社では口頭での仕事のやり取りは多い。

しかし、いつ頃、こんな内容で・・
とほぼ曖昧である。

さらにFAXで指示書(いわゆる設計図みたいなもの)が流れてきて
作業するのである。
これが契約書代わりとなっている。

材料は〇月〇日朝8:00に届けますので
その日のうちに製品にしてください。
みたいな内容だ。

で当社にトラックが到着は10時・11時。
場合によっては機械と人を遊ばせて待機だ。

でも納期は変わらず残業。。

電話でもFAXでも違う内容。
これが契約?

口頭でも契約は契約である。

顧問弁護士に聞くと
問題がない場合はいいが
問題があった時の責任の所在など
はっきりしたほうがいいのであれば
契約書は補足説明つきでも交わしたほうがいいとのこと。

逆に曖昧なかんじで仕事の責任を追及しにくく
しているほうがいいのであれば
現状のままでいるほうが良いとの回答でした。

悩むところではあるが、
私は、追加作業がした場合には
追加料金が発生する
とうたいところです。

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契約の見直し

契約の見直しについては
やはり大きな問題が起きる前にするべきだという
判断から
早速動くこととしました。

現在、細かい内容を精査している段階です。

新人B子
契約については
今も昔も同じなんですよね。
そうですね。
ふるふる
あまり変わっていませんね。
新人B子
私は素人でも
やっている仕事に関しては
対価としてもらわないと
やる気になれません。
ふるふる
そうです。
大勢の方、大勢の会社さんが
そう思っているはずです。
新人B子
汗水たらしている方たちみると
余計にそう思います。
ふるふる
はい。
頑張って遂行していきましょう!

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製本という仕事は世間的に必要のない職

10年後なくなる、または大幅に少なくなる職種の中に
製本業、製本工がでています。

本当に衰退するのでしょうか?

ふるふる
私はペーパーレスには
ならないと思っています。
数は大幅に減りますが・・
新人B子
私もなくならないと思っています。
新人B子
ただ・・・
ふるふる
ただ?
新人B子
ただ、今の契約の話があったとおり
契約をしっかりしていないと
産業として衰退していくと
思います。
ふるふる
その通り。
ふるふる
もう少し
製本会社の働く環境が良くなれば
高速化や検知器類の充実で
大きなクレームはなくなっていく
と思います。
新人B子
それにもっと新しい技術も
生まれてくるのではないでしょうか?
ふるふる
そうですね。 その意味も含めて
契約という大事な仕事に取り組んでいきましょう。

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